医療施設用配線器具
医用接地配線器具 テクニカルノート
テクニカルノートトップ│参考表│コンセントの電源の種類による識別・非常電源
内線規程(3202-3・5)により、病院、診察所などにおいて、医療用電気機械器具を使用する部屋には、JIS T 1021(医用差込接続器)に適合する器具を使用し、JIS T 1022(病院電気設備の安全基準)に基づき適切な接地工事を施さなければなりません。
- ※内線規程は2005年版。JIS T 1021は2008年版、JIS T 1022は2006年版を要約引用しています。
- (詳細については原本をご覧ください。)
- ※規格、基準等は変更になる場合があります。最新版によって施工してください。
▼ 病院電気設備の安全基準を要約すると、次の通りです。
- ● 医用室には接地の信頼性を高めたJIS T 1021に適合する医用コンセントを施設すること。
- ● 接地端子と接地センターはJIS C 2808に適合するものを施設すること(保護接地、等電位接地用)。
▼ 医用接地方式、非接地配線方式および非常電源の適用基準
病院、診療所等に設ける電気設備は、医用室の使用目的に応じて医用接地方式、非接地配線方式、
非常電源を適用しなければなりません。
■ 医用接地方式
医用電気機器を使用する医用室には、保護接地のための設備を設けること。心臓に極めて近接した体内、または、心臓に直接医用電気機器の電極を挿入して医療を行う医用室には等電位接地のための設備を設けること。
●保護接地
マクロショック(皮膚を介して体内に電流が流れ込むために起こる感電)防止対策を主な目的とし、医用電気機器の非充電金属部に施す接地。
●等電位接地
ミクロショック(皮膚を介さずに漏れ電流が心臓に直接流れて起きる感電)防止対策は、マクロショック対策の他、等電位接地が必要。患者が直接または医師、看護師の人体などを通して触れる可能性のある医用電気機器、一般電気機器、その他室内水栓、金属ベット、金属窓枠などの露出金属体を接地分岐線で一点(医用接地センタ)へ接続する。
●非接地配線方式
電源の遮断によって、医療に重大な支障をきたす恐れのある医用室のコンセント分岐回路には、非接地配線方式を適用する。
